2024年度愛知県ユネスコスクール交流会(JRC部)

 令和6年10月12日(土)、愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催された「2024年度愛知県ユネスコスクール交流会」で、JRC部1年生11名が本校のESD(持続可能な開発のための教育)活動の報告を行いました。
 今年度のユネスコスクール交流会は「SDGs AICHI EXPO 2024」の一環として実施され、県内のユネスコスクール加盟校がポスター展示、ポスターセッション、ステージでの活動発表とディスカッション、ワークショップの形態で、各校が取り組むESD活動の報告が行われました。

 本校は『豊田東高校のESD活動』というタイトルで、国際理解教育活動と地域連携活動について、地域連携活動に携わる機会の多いJRC部がポスターセッションを行いました。このような場での発表は初めてで緊張しましたが、話すスピードやわかりやすさを心がけ、約10分間のポスターセッションを終えることができました。
 発表をすることで東高の取り組みについての理解も深まりましたが、見てくれていた方からの質問にすんなり答えられない場面もあり、今後の課題となりました。また、他校の発表を聞いて刺激を受けただけでなく、互いに質問をし合ったり感想を述べ合ったりして交流を深める場にもなりました。「SDGs AICHI EXPO 2024」には自治体や企業、大学、高校等のブースの出展も多く、さまざまなSDGsへの取り組みを知ることもできました。

 以下参加した生徒の感想です。

 どこの学校も活動の内容が異なっていて、発表を聞いて興味を持ったことがたくさんあった。特に、中部大学第一高校の「香りでSDGsに貢献する」という発想がとても面白いと思った。他の県の高校と協力して、世界の貧困の課題解決を少しずつでも実現しようとしている学校もあった。また、「あいちの木活推進室」のブースでは愛知県の森林面積のクイズなどがあり、考えながらクイズを解いていくことで、これからの生活に活かせることがたくさんあることがわかった。クイズを解いていくことで、SDGsへの関心がより深まったと思う。

 他校の発表を聞いてみると、自分たちとは違う形で多くの人のために動いていたり、参考にできることが多くてとてもよい経験になりました。また、高校だけでなく、大学や企業のブースもたくさんあったので、いろいろな体験ができました。SDGsについてたくさん知ることができ、「産業社会と人間」の授業で活かせていけそうだと思いました。

 初めてユネスコスクール交流会を知り発表しましたが、思っていた以上に大きな催しで、たくさんの団体、企業、学校が参加していました。どんな企業がどのように活動しているのかを知ることができるとてもいい機会でした。私たちの学校はユネスコスクールであり、SDGsについても普段から身近に感じていますが、まだまだ知らないことがたくさんあるとわかりました。とても楽しかったです。