学校概要

校長挨拶                

 豊田東高等学校のHPを御覧いただき、ありがとうございます。

 本校は1924(大正13)年に町立拳母高等女学校として開校し、県内唯一の公立普通科女子高等学校としての歩みを経て、昨年、令和5年に100周年を迎えた歴史と伝統のある学校です。1959(昭和34)年に現校名の豊田東高等学校となり66年目、2007(平成19)年に七州台からここ御立の地へ男女共学の総合学科として移転開校し、18年目を迎えます。

 豊田市の市街地から緩やかに流れる矢作川を眼下に眺め、久澄橋を渡ると右手に豊田東高校の学び舎が見えてきます。2万4千人を超える卒業生に見守られながら、爽やかなあいさつとともに、豊田東の夢風吹く一日が始まります。

 さて、普通科や専門学科でなく、総合学科としての独特の学びがある本校は、校訓「敬愛」の精神のもと、「夢の実現」をスローガンとしています。生徒たちは、自分が何をしたいのか、将来どのようになりたいのか、そのためにはどのように高校生活を送るべきなのかと日々問い続け、三年をかけて自分の進むべき道、望む生き方を見つけていきます。

 学校生活の中で「夢」を追い求め、たくましく生き抜く力を養い、将来の夢につながる卒業後の進路を選び取り、夢の実現を目指して力強く歩み続けていくのです。

 また、本校は、平成24年度に県内の公立高校で初のユネスコスクールに加盟し、ESD(持続可能な開発のための教育)の推進拠点として教育活動を行っています。ESDとは、私たち一人ひとりが、現代社会におけるさまざまな課題と自分とのつながりに気付き、多くの人々と協働しながら持続可能な社会づくりに参画する意欲と能力を育てる教育であるとされています。

 このような教育活動をとおして、知・徳・体の調和のとれた心身ともに健全な人間、自制・扶助・寛容の心をもつ人間に成長し、将来、社会に貢献してくれることを期待しています。

令和6年4月  校 長   小崎 早苗