創立100周年記念式典の開催

創立100周年記念式典の開催

 令和5年11月11日(土)午前9時30分より、豊田市民文化会館大ホールにて、「愛知県立豊田東高等学校創立100周年記念式典」を開催しました。

「創立100周年記念式典」は記念式典、アトラクション、記念講演会で構成され、愛知県教育委員会教育委員様をはじめとした御来賓の皆様、招待者、同窓会「わかきぬ会」会長はじめ役員の皆様、在校生、教職員が出席し挙行しました。記念式典は代表生徒4名による司会で、国歌斉唱、実行委員長式辞、来賓祝辞、来賓紹介、感謝状贈呈、記念品贈呈並びに生徒誓いの言葉、校長謝辞、校歌斉唱と続き、厳粛な雰囲気の中、執り行いました。

「アトラクション」では、吹奏楽部、合唱部、箏曲部が見事な演奏を披露し、「記念講演会」は、声優・俳優の日髙のり子さんが「天職に出会えるまで」という演題でお話をしていただきました。講演冒頭、誰もが知るアニメキャラクターの声に歓声が沸き、美声で軽妙なお話しぶりに生徒は興味深く聴き入っていました。

 また、展示室では、豊田東高校活動パネル、JRC部の活動紹介、美術部、書道部の作品が展示され、ロビーでは、地域連携開発商品である「東のり」(ビジネスプラン)、「どらっち」(調理・栄養プラン)が販売され、多くの人々が買い求める姿が見られました。

地域連携開発商品の販売

 全体を通じて、記念式典の司会生徒や受付生徒をはじめ、多くの生徒が様々な場面で活躍した記念式典となりました。11のプラン代表生徒(3年生)が、会全体の進行を助け、販売生徒が明るく接客を行い、様々な活躍を見せてくれた、その生徒の姿こそが、総合学科である本校の今の姿であると感じました。

 お招きした御来賓、招待者、同窓会「わかきぬ会」役員の皆様に十分お伝えすることができた記念行事となりました。

 この様子は、夢風第144号に掲載されています。御覧ください。

実行委員長式辞

実行委員長式辞 同窓会「わかきぬ会」会長

 本日ここに多くのご来賓のご臨席を賜り、愛知県立豊田東高等学校、創立100周年記念式典を執り行えますことは、まことに大きな慶びであり、皆様のご理解とご支援に、深く感謝し、心より厚くお礼申しあげます。
 本校は大正13年、挙母城祉七州台の地に、挙母町立挙母高等女学校が開校されて以来、戦後の学制改革、挙母町から豊田市への歴史的変遷のなかで、加茂高校からすぐ挙母高校となり、男女共学だった時代が10年間ありましたが、東西校舎が分離独立して、昭和34年に県下で唯一の県立普通科女子高となりました豊田東高校の時代となり、四季折々の花が咲き乱れた七州台での東高は女子教育一筋に長い歴史と伝統を築きあげる中、国際理解教育を取り入れ、時代に適応した女性像を探究して50年間続きました。
 平成19年、男女共学の総合学科の高校として矢作川のほとり、御立町に移転し、メディアホールなど最新設備の整った魅力ある学校として、生まれ変わり、環境・国際理解・地域連携の3つの柱を融合させた独自のESDに取り組み、持続可能な社会の担い手としての資質や能力を身につけて、地域の中で積極的に活動、活躍をして、一人ひとりの夢の実現に向かって頑張っています。100年の歴史をもつ伝統校としての誇りと、変化の激しい時代のニーズに応えうる総合学科の特性を活かしてさらなる飛躍を期しています。
 100周年を迎えるに先立ち、プレイベント、「創立99周年 東高に帰ろう ホームカミングデー」を、同窓会「わかきぬ会」の総会と合わせて実施しました。在校生の皆様の「おもてなし」イベントは、総合学科の魅力を存分に発揮され、今日の日を迎えることができました。
 母校の今日の発展は、歴代の教職員、同窓生、PTA、地域の皆様がたのご尽力の賜物であり心から敬意を表するとともに、感謝申し上げます。
 新たなる次の100年に向けて、国際社会の厳しい現実を直視し、学び、新しい可能性や進展の探究し、豊田東高等学校がさらに大きくはばたかれますことを祈念いたしまして式辞といたします。

令和5年11月11日
愛知県立豊田東高等学校
創立100周年記念事業実行委員会委員長

生徒誓いのことば

生徒誓いのことば(3年生)

 本日の栄えある記念式典に際し、多数の来賓の方々、先輩の皆様方の御臨席を賜りましたことに、在校生を代表して、心よりお礼申し上げます。
 北に猿投山を望み、西に矢作川を見渡す、緑豊かな豊田・御立の地に、私たちの母校があります。伝統ある七州台の校舎から移転して17年目、四季折々の美しい自然に囲まれ、私たちは日々、学業に励んでいます。総合学科となった現在の豊田東高校には、11のプランがあり、皆それぞれのプランで、夢の実現に向けて、切磋琢磨しています。
 私は美術プランに所属しています。美術プランには、名鉄豊田駅近くにある、桜町本通り商店街の活性化のために、行灯やバナーのデザインを考える授業があります。自分のアイディアや感性が、地域を支える小さな力となることに、喜びを感じています。
 私は音楽プランに所属しています。音楽プランには、チャリティーコンサートを企画する授業があります。私たちの歌声や演奏を聴いていただき、集まった寄付金は、日本赤十字社を通して、貧困や病気に苦しむ世界の人々の支援に役立てています。
 ユネスコスクールである豊田東高校では、学習活動として、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に取り組んでいます。私たちの学びも、このように、社会課題の解決の小さな一歩となることを知り、改めて総合学科の学びの意義を感じています。
 母校の100年の歴史を振り返ると、順調な時ばかりではありませんでした。戦時中は校舎が工場になり、十分な勉強ができなかったと聞いています。しかし、その中でもあきらめず、校訓「敬愛」の精神のもと、人を敬い、人を愛し、明日を夢見て勉学に励んできた多くの先輩がいらしたからこそ、100年目の今があるのだと、誇りに思います。
 私たちは、新型コロナウイルス感染症が蔓延する中で、高校へ入学しました。制約ばかりだった不安な時期を思うとき、そこに、苦難の日々に耐えた先輩の姿が重なります。先輩方が、それぞれの時代の課題を乗り越え、築いてきた歴史を受け継いで、私たちもまた、「敬愛」の心をもって学び続ける伝統を、さらに育んでいきたいと考えます。
 今日まで、母校の歴史と伝統を支えてくださった、すべての方々に感謝するとともに、百年の重みに恥じぬよう、新たな歴史と伝統を私たちが立派に築いていくことを、在校生を代表してここに誓います。そして御臨席の皆様に、これからも私たちを温かく見守ってくださるようお願い申し上げ、生徒代表の言葉といたします。

令和5年11月11日  生徒代表3年生