文化祭に向けて

 令和6年6月10日(月)、文化祭を2日後に控え、生徒たちの準備にもさらに熱が入ってきました。展示クラスでは、分担した役割を果たそうと黙々と取り組む姿や協力する姿、良い企画にするために相談し合う姿。あちこちで指示を出し合ったり笑いあったりなどの声を掛け合う姿が見られ、当日を迎えるのが楽しみになってきました。思い出に残る素敵な文化祭になることを願います。

外部講師による強化練習(バドミントン部)

 令和6年5月26日(日)、本校に美津濃(ミズノ)株式会社(元実業団 岐阜トリッキーパンダーズ選手)から梅津知恵氏を招聘し、強化練習を行いました。
 普段の練習ではできない、基礎練習の見直しから応用的なテクニックまで教えていただくことができました。

交通安全教室

 令和6年5月23日(木)、豊田市交通安全学習センターから講師をお招きして、交通安全教室が実施されました。自転車の正しい乗り方や交通マナー、乗車時のマナーについて講話していただき、交通事故防止や予防の必要性を再認識することができました。

部活動結果(西三河大会・県大会など)

卓球部が「県大会ベスト8」になりました。おめでとうございます!

令和6年度 愛知県高等学校総合体育大会卓球競技西三河支部予選会

女子学校対抗 4位
女子シングルス ベスト32 2名
女子ダブルス  ベスト16 2組
(県大会出場基準を突破)

令和6年度 愛知県高等学校総合体育大会卓球競技愛知県大会

女子学校対抗 ベスト8

豊田市卓球協会主催 春季団体リーグ 女子4部

Aチーム  優勝
Bチーム 準優勝

蒲郡市卓球協会主催 第44回全三河卓球大会

一般女子シングルス  準優勝

むもん市ボランティア(福祉・健康プラン、JRC部)

 令和6年5月11日(土)、むもんカンパニー青い空で行われた「むもん市」に、JRC部と福祉・健康プラン3年生がボランティアとして参加しました。「むもん市」は、障がい者への支援をさまざまな形で行っている社会福祉法人「無門福祉会」が月に一度行っている地域交流のイベントで、東高は令和3年度からボランティアとして参加しています。

 今回JRC部は、来場する子どもたち向けに魚釣りゲームや文字探し、しゃぼん玉、バルーンアートの企画を用意しました。特に、紙をはがしたうちわの骨を使ったしゃぼん玉づくりは大人気で、子どもたちがつくったしゃぼん玉は、次々に五月晴れの空に舞い上がっていきました。
 飲み物販売やお菓子釣りゲームを手伝った1年生は、むもん福祉会のスタッフや利用者のみなさんと楽しくコミュニケーションをとりながら、笑顔で活動することができました。また、福祉・健康プランの3年生は、子どもたちが参加する農業体験のスタッフとして活躍しました。
 今回の農業体験は、ニンジン畑の草取りと間引き、サツマイモの苗の植え付けでした。強い日差しの下の慣れていない作業で思っていたより大変だったようですが、参加した子どもたちとの活動の中でやりがいを感じることができたようです。
 休憩の時間には、むもん市に出店している地域のマルシェの唐揚げやポテト、無門福祉会オリジナルのカレーや蕎麦などを買い求め、美味しくいただいた生徒たちもいました。
 スタッフの方からは「終了の時間までこんなに多くの子どもたちが残って遊んでくれているのは珍しいです」「いつも以上に子どもたちの元気な声が聞けました」、またマルシェに出店していた地域の方からは「また一緒にやりましょう」との嬉しいお言葉をいただきました。
 一言に「障がい者支援」といっても、多種多様な活動のしかたがあることを学ぶ機会とすることができました。

 次回は、11月9日(土)の「むもんまつり」に参加する予定です。

以下、参加した生徒の感想です。

 私は畑作業をしながら、「間引きするぐらいなら最初から間をあけて植えればいいのに」と思ってしまいましたが、友だちに「子どもがやって経験になるからいいんだよ」と言われて、確かにそうだなと思うことができました。結果にこだわらず、その過程も大切なんだと学ぶことができてうれしかったです。

 私は障がいのある方と関わったことがあまりなく、今回実際に関わってみて一人一人個性があり、いろんな人がいると思いました。ずっと私たちと一緒に飲みものの販売をしていた方は、お釣りの計算が私より早く、お話もたくさんしたので印象に残っています。小さい子からお年寄りの方まで、幅広い年代の方がむもん市に来ていて、とても楽しそうでした。

 入部して初めての活動だったので、とにかく周りを見て行動することを心がけました。遊びに来ている子とのコミュニケーションを大切にして、できるだけわかりやすく伝えることを心がけました。相手の子の身長に合わせてかがんだり、景品のラムネをわたす時の高さが、普段意識していないことなので気を付けようと思いました。子どもだけではなく、施設の利用者さんや他のボランティアの方々と積極的に関わると新しい発見があってよかったです。

 幅広い年齢の方たちが来たから、言葉遣いを意識したり、笑顔で接したりすることを心がけました。笑顔で接したり、お菓子釣りをしてくれた子に「ありがとう」と言った時に、相手も「ありがとう」「バイバイ!」と大きな声で言ってくれてとてもうれしかった。自分が笑顔でいると笑顔が返ってくると思った。感謝の気持ちを伝えてくれたのがすごくうれしかったので、自分自身も感謝の気持ちを忘れずに伝えていきたい。

 私は今回「魚釣り」を担当しました。制限時間の40秒の間に魚をできるだけたくさん釣ってもらうのですが、少しでも盛り上げる=無言の時間がないように、タイマーは使わずにみんなで大きな声で数えました!ちょっとでも楽しくやってもらえるようにしました。この作戦は大成功し、特に小さな子には喜んでもらえました。ゲームをやるだけではなく、少しお話ができたり遊ぶこともできたので、相手に合わせて自分も楽しもうとすることはとても大事であり、これからも必要なものだと感じました。

台湾東部沖地震救援金募金活動(福祉委員)

 令和6年5月1日(水)・2日(木)の2日間、福祉委員が台湾東部沖地震救援金募金活動を実施し、各クラスや職員に協力を呼びかけました。2日間で全学年・職員を合わせ35,710円の義援金が集まりました。この義援金は台湾赤十字組織が行う救援・復興活動および防災・減災事業等へ寄付させていただきます。ご協力ありがとうございました。

「科学と人間生活」ツツジの開花のしくみを顕微鏡で観察(看護プラン3年生)

 令和6年5月2日(木)、 看護プラン3年生の授業「科学と人間生活」において、ツツジの花弁の細胞を顕微鏡で観察しました。 つぼみと開花した花弁について、400倍の視野で観察しました。開花した花弁の細胞の方が見た目も大きく、同じ視野の中にある細胞の数をそれぞれ数えると、開花した花弁の細胞の数は、つぼみの花弁の細胞の数の約2分の1で、開花に伴い細胞が約2倍に膨らんだことが分かりました。
 つぼみの細胞に見えるデンプンは水に溶けにくい性質で、酵素によってグルコースなどの数の少ない糖類に変化します。グルコースなどは水に溶けやすく、細胞内のグルコースなどの濃度が上がると薄めようとして外から水を取り入れるため、細胞が膨らんでいきます。
 これが開花のしくみであるということを学びました。

「科学と人間生活」授業で新聞紙ドーム作り(看護プラン3年生)

 令和6年4月25日(木)、看護プラン3年生の授業「科学と人間生活」において、新聞紙で作る巨大なサイコロ型ドーム(お茶室サイズ)を作り、中に入ってみました。新聞紙35枚とビニール袋1枚使用して、小さな部品からパーツ、ユニット、というふうに段々大きくしていき、完成形を思い浮かべながら、自分の体よりずっと大きなものを組み立てていく面白さを楽しみながら立体の空間認識能力を身に付けました。小さな箱なら自立する新聞紙も、大きくなると壁が相対的に薄くなり自立しないこと、大きさが変わると物の性質は違ってくることを知りました。また、小さな入り口から空気を送り込むと周りの空気も一緒に動いてドームの中に入っていきます。周りの空気を一緒に送り込むのが効率よく膨らませるコツであることも学びました。