青少年赤十字国際交流事業「モンゴル国派遣」(JRC部)

 日本赤十字社愛知県支部はモンゴル国赤十字と2007年から交流活動を行っており、今年度は、愛知県から16名の派遣団(中学生8名、高校生2名、指導者3名、支部職員2名、看護師1名)が、7月21日(火)~26日(日)の6日間、モンゴル国を訪問しました。その派遣団メンバーに、本校のJRC(青少年赤十字)部の2年生1名が選ばれました。 

 成田空港からモンゴル航空の飛行機で首都ウランバートルのチンギス・ハーン国際空港に到着。モンゴル赤十字社のスタッフやユースメンバーの温かいおもてなしのおかげで、6日間、さまざまな貴重な活動をすることができました。モンゴル赤十字社本部やトゥブ県支部、高齢者施設、モンゴル血液センターを訪問し、モンゴルの赤十字活動や、大雪害(ゾド)への支援、衛生環境改善など、日本とは異なる社会課題に取り組んでいることを学びました。また、チベット仏教の旧跡やスフバートル広場、チンギス・ハーン博物館、モンゴル伝統の遊牧民住居ゲルの見学など、日本とは異なる文化や歴史に直接触れることができました。ゲルの訪問では、遊牧民の食事や広大な草原でのバレーボールや乗馬など、日本では体験できないことを楽しみました。

 この訪問の期間、日本の中学・高校のメンバーには、モンゴル赤十字のユースメンバーがパートナーとなって一緒に行動してくれたので、すぐに打ち解けて交流を深めることができました。4日目は、そのモンゴルメンバーの自宅でのホームステイもあり、一緒に夕食を作るなど温かいおもてなしをしていただきました。 

 今回のモンゴル派遣は、国が異なっても赤十字の根底にある「人を思いやり行動する心」は共通していることを学び、視野を大きく広げる貴重な機会となりました。参加生徒は、「本当の『実行』とは、大きな功績を残すことではなく、目の前の相手を思って起こす小さな行動の積み重ねなのだと学びました。」「国や環境、年齢が違っても、自分から心を開き、相手を知ろうとすることで素敵な出会いや、新しい価値観を見つけられることを、国籍も年齢も違うモンゴルのパートナーが教えてくれました。」「この素晴らしい経験を思い出だけで終わらせず、今回学んだJRCの態度目標『気づき、考え、実行する』を、自分自身の行動で相手に届けていきたい。自分にできる小さな行動から、モンゴルの仲間たちが教えてくれた大切なことを、たくさんの人へ広げていきたい。」と報告してくれました。