日赤愛知県支部主催「令和6年度地域のための防災・減災訓練」ボランティア

 令和6年10月27日(日)、日本赤十字豊田看護大学を会場に、日本赤十字社愛知県支部主催の「地域のための防災・減災訓練」が行われ、生徒19名が避難者や傷病者役ボランティアとして参加しました。

 この訓練は、日本赤十字社愛知県支部が年に一度愛知県内の各地で行っており、愛知DMAT(災害派遣医療チーム)、赤十字に関わる名古屋第一・第二病院や愛知県内の赤十字奉仕団、豊田市保健所、豊田医科大学、藤田医科大学、豊田厚生病院、トヨタ記念病院、消防本部などが参加する大規模なものです。今年度は豊田市で実施するにあたり、青少年赤十字加盟校である本校にボランティアの依頼をいただきました。

 生徒たちには被災者カードが配布され、そこに示された年齢や性別、家族構成などに従い「避難者・傷病者役」を演じました。医療スタッフや救護班スタッフの方からの質問に受け答えしたり、自分自身のイメージで避難者役を工夫して演じたりしました。「最近地震や大雨の災害が多いので参加しました」という生徒も多く、訓練とはいっても実際に避難所の体験をしたことで、「実際に災害が起きて避難することになったら、もっと不安な気持ちになるだろうと思った」「私は犬を飼っているので、もし災害が起きたら犬を連れて避難所に行けるのか不安になった」「待機している時間が多かった分、医療スタッフの人たちの動きをよく見ることができた」などの感想が聞かれ、貴重な経験をすることができました。