「科学と人間生活」ツツジの開花のしくみを顕微鏡で観察(看護プラン3年生)

 令和6年5月2日(木)、 看護プラン3年生の授業「科学と人間生活」において、ツツジの花弁の細胞を顕微鏡で観察しました。 つぼみと開花した花弁について、400倍の視野で観察しました。開花した花弁の細胞の方が見た目も大きく、同じ視野の中にある細胞の数をそれぞれ数えると、開花した花弁の細胞の数は、つぼみの花弁の細胞の数の約2分の1で、開花に伴い細胞が約2倍に膨らんだことが分かりました。
 つぼみの細胞に見えるデンプンは水に溶けにくい性質で、酵素によってグルコースなどの数の少ない糖類に変化します。グルコースなどは水に溶けやすく、細胞内のグルコースなどの濃度が上がると薄めようとして外から水を取り入れるため、細胞が膨らんでいきます。
 これが開花のしくみであるということを学びました。