高橋・松平地区ボランティア情報交換会

 令和5年8月22日(火)、豊田市社会福祉協議会高橋・松平出張所が主催する「高橋・松平地区ボランティア情報交換会」が高橋コミュニティセンターで行われました。昨年度ボランティア体験会に参加した2・3年生のうち、希望生徒9名が出席しました。
 この会には、地域でボランティア活動を行っているさまざまな団体の代表の方も参加されました。
 まず、社会福祉協議会に設けられているボランティアセンターの取組についての紹介があり、次に「若い世代にボランティア活動の楽しさ・大切さを知ってもらうためにできること」をテーマとした意見交換が行われました。地域のボランティア団体のみなさんと東高生が7名程度でグループになり、ボランティア活動をやってみてよかったことや効果的な情報発信の方法などについて話し合いました。

 参加した生徒にとって、地域でどのようなボランティア活動が行われているのか、またその背景にある地域の課題について知り、考える貴重な機会となりました。

 以下、参加した生徒の感想です。

 ボランティア活動を実際に主催・活動している方とお話しできてよかった。実際に活動しているからこそ、高校生がボランティアに参加することについていろいろ教えてくださった。主催している側も高校生の参加は嬉しいと言ってくださり、今後も機会があれば参加したいと思った。高校生とボランティア団体さんとの間に社協さんや学校があることがマッチングにつながると思った。また、ボランティアのやりがいとして「笑顔が見られる」ということが印象的だった。自分が楽しむことで相手を楽しませられる、素敵なサイクルだと思う。

 はじめは何をするか分からず不安だったけれど、サポートしてくれる方や、私が発言しやすいように話題を振ってくれる方がいて、緊張がなくなりました。「高校生が・・・」というテーマだったので、私自身考えやすく、今後どのようにすればもっと良くなるのかを考えることができました。たくさんの方と交流もできて楽しかったです。今回話し合いをして分かったことを、他の生徒にも共有してあげたいと思いました。

 普段なかなか交流することができないような様々な年代の方々と意見を交換することができました。みなさんのボランティアに込める思いや、学生に対する考えを知ることができました。どの方も共通してボランティアをすることに誇りを持つと同時に、人手不足問題とされていました。学生である私ができることをより深く考えたいと思いました。どの方々も学生ボランティアを必要としていて、募集のためにSNS活用など、学生の立場になって考えていらっしゃいました。私は今後、自分が住んでいる地域のボランティアに参加してみたいと思いました。より多く参加するしはどうしたらよいでしょうかと質問してみたところ、地域に目を向けるといいよ、とアドバイスをいただきました。

 ボランティアに参加したいと思う気持ちはあるけど、実際に行動に移すことがやっぱり難しいのかなと思いました。今回いろいろな団体の方と話し合ったら、それぞれの取組をしっかり行っていて、その取組に少しでも参加したいと改めて思いました。世代が離れた方たちばかりでしたが、意見を出しやすい場だったし、何より人生経験豊富な方々から得たものは、自分にとってすごく大切なものになりました。今後もいろいろなボランティアに参加してみたいと思えました。その中でも、今まで自分が関わりがなかった分野に挑戦してみたり、興味を持ってみたりして、この経験は将来にもきっと役立つと思うので、積極的に行動したいと思いました。