令和6年3月6日(水)、藤田医科大学の宮田准教授を講師として招聘し、看護プランとビジネスプランの2年生に向けて、「母乳バンク」について講演をしていただきました。
以下は、生徒の感想です。
今日は母乳バンクについて講演をしてくださり、ありがとうございました。講演を通して出産には本当に様々なメリットや危険性が伴っていることがよく分かりました。自分が出産を経験することはありませんが、パートナーや医療関係者の方々を尊敬し、知識を深めていきたいと思いました。今、自分達にできることは、「東のり」の販売を通して母乳バンクを知ってもらうことや、売上の一部を母乳バンクの支援にあてることだと思ったので、困っている赤ちゃんや母乳バンク運営のために全力で活動して力になりたいと思いました。貴重なお話をありがとうございました。(ビジネスプラン2年生)
今日は母乳バンクについての講演をしてくださり、ありがとうございました。低出生体重児を産むことはかなりのリスクがあり、リスクを冒しての出産は必ずしも当人たちにとって幸せであるとは限らないため、医師の説明をしっかりと聞き入れ判断をおろそかにしないことが大切だと分かりました。ビジネスプランにできることは間接的なことかもしれませんが、「東のり」を売り上げた利益の一部を母乳バンクの支援に使えるため、困っている人の有益になることに繋がり、嬉しく思いました。全国的にはまだドナーミルクを使用していない施設が多かったり、認知度はあっても抵抗を感じる人が多かったりと課題もあると知りました。ドナーミルクを正しく知れば抵抗を感じ人も減るという調査結果があるので、もっと多くの人に母乳バンクやドナーミルクのことを知ってもらい、安心して使う人が増えればいいなと思いました。(ビジネスプラン2年生)
本日はお忙しい中、母乳バンクの講演をしてくださりありがとうございました。母乳バンクの役割や人工乳よりドナーミルクや母乳の方が良いことを初めて知る良い機会になりました。赤ちゃんにとって家族と過ごすことが何より大事で、呼吸管理などの5大要素の管理が大切だということが分かりました。母乳は災害時に感染症の観点からも良いことや母体にも良いことを学ぶことができました。ドナーミルクを使うと肺疾患が70%も減ると聞いて驚きました。貴重なお話を聞けて勉強になりました。これからも医師としてのお仕事頑張ってください。(ビジネスプラン2年生)
今日の授業を通して、母乳の大切さを知りました。母乳には感染防御物質、抗炎症物質、免疫調整因子、消化酵素を行う効果があると分かりました。そして、母乳のメリットとして、お母さんは乳がんになりにくいこと、子どもは自閉症・肥満などの疾患を防ぎ、5~6歳児の肥満の頻度が減少することを知りました。命を守るための治療として、呼吸管理、循環管理、栄養管理、感染管理、体温管理がとても大切であることが分かりました。ドナーミルクは自分の母乳ではないため不安が多くあると思いますが、良いところが沢山あると知り、もっと多くのお母さんたちに知ってもらいたいと思いました。ドナーミルクが普及されていくにつれ、ドナー提供者も増える必要があると思うので、元気な赤ちゃんのお母さんにも呼びかけをして、広く認知されるといいなと思いました。今日は為になるお話をしていただきありがとうございました。(看護プラン2年生)
周産期医療と新生児医療については、今日の講演を聞くまでは知らなかったです。少子化が進んで出生率が低下しているのに、極低出生体重児と超低出生体重児の割合は、少子化が進む以前の割合とあまり変わらないと知って、年々極低出生体重児と超低出生体重児の割合は増えていることが分かりました。母乳で育児することは母乳に免疫物質が含まれていて感染症のリスクを低下したり、災害時に粉ミルクや液体ミルクよりも役に立ったりとメリットが沢山あることが分かりました。ドナーミルクと他の人の母乳を使うのは一緒のことだと思っていたけれど、ドナーミルクは低温殺菌処理がされているので他の人の母乳よりも感染症のリスクが低く、安全だということが分かりました。今日は母乳バンクについて分かりいやすい講演をしてくださりありがとうございました。(看護プラン2年生)
本日は講演をしてくださりありがとうございました。私は小児科に興味があり、NICUやGUCなど様々な機関があることを知ることができて良かったです。少子化により出生率が下がるためNICUやGCUの需要率も下がるのかなと思ったけれど、大学病院では30人に1人はNICUに入ることを知り、驚きました。また、母乳には免疫物質が入っていることやⅡ型糖尿病や肥満、白血球悪性リンパ腫、自閉症を防ぐ力があるなど、沢山のメリットがあり、やはり、人工乳より母乳の方が良いことを再確認しました。今後、より多くの人がドナーミルクを知ることができるように伝えていくことが大切だと思いました。自分もいつか力になれるようにしたいです。(看護プラン2年生)