
令和7年9月26日(金)、複合福祉施設スープタウン2階にあるスマイリングキッチンラボで子ども食堂「ビストロスマイリング」が開催され、JRC部がボランティアとして参加しました。この「ビストロスマイリング」は「シニアが子育て世代を支える食堂」。「超高齢化社会の中で、若者が高齢者を支えるだけでなく、料理や家事など若い世代も高齢者に『おんぶにだっこ』されてしまおう!という逆転発想」から生まれた、要介護高齢者や障がい者のみなさんが料理をつくり、子育て世代に食べに来てもらうという子ども食堂です。
この日のメニューは、焼きそば、からあげ、ピザ、五目おにぎり、だし巻き卵、白身魚のフリッター、2種類のスープなどなどもりだくさん。生徒たちは、スタッフの方やスープタウン3階の有料老人ホームに入所している高齢者のみなさんとおしゃべりをしながら、焼きそばとピザ作りを担当しました。18時過ぎから、小さな子どもたちやそのご家族、スープタウン3階にある老人ホームの利用者やスタッフの皆さんなどが続々と集まり、にぎやかな夕食が始まりました。生徒たちは、子どもたちや高齢者の方がバイキング形式となっている料理を取るお手伝いをした後、一緒に食事をいただきました。あちこちのテーブルでは、さまざまな世代どうしでの会話がはずんでいました。


この9月26日は、3回の老人ホームで生活している方のお誕生日。それも100歳のお誕生日ということで、お祝いの手作りケーキとシャンパンタワー(中身はジンジャーエール)がサプライズで用意され、参加者全員でお祝いをしました。

食事をつくる・食べることを通して、さまざまな人が活躍し、つながることができるあたたかい子ども食堂でした。参加した生徒からは「料理には苦戦したけれど、おいしいものを作ることができました」「もっと高齢者の方とお話ができたらいいなと思いました」「JRC部だけでなく、たくさんの東高生が来てくれるといいと思う」などの声が聞かれました。