姉妹校 パスコベール女子校への訪問

 オーストラリアのメルボルンにあるパスコベール女子校との姉妹校提携は今年で32年目を迎えました。今年度は14回目の派遣の年で、令和6年7月21日(日)から29日(月)までの9日間、生徒15名に3名の引率教員を加えた総勢18名が派遣団として訪問し交流を深めました。
 初日のホストファミリーとの対面では、前年度にホームスティで受け入れをした本校生徒と姉妹校生徒との再会の場にもなり、久しぶりに会う生徒たちは喜びもひとしおでした。そして1人ずつホームスティをしながら姉妹校の授業に参加しました。

 姉妹校では、体育の授業に参加してオーストラリアのスポーツであるクリケットをしたり、アートの授業では、トートバッグをキャンバスにオーストラリアでの思い出を描いたりしました。クッキングの授業では、オーストラリアの伝統的なお菓子であるアンザッククッキーを作りました。また、本校生徒も日本語を学んでいる姉妹校生徒に向けて英語で日本文化をプレゼンしました。ソーラン節を一緒に踊ったり、書道を教えたりするなど、海外の文化を知るだけでなく、日本の文化も詳しく調べ、姉妹校生徒へ伝えました。また校外学習として、メルボルン動物園ではオーストラリアに生息する動物を見学したり、メルボルン・シドニーを観光したりしながら、海外で生活をおくる中で自分の英語力の向上を実感できたようです。
 参加した生徒たちは、9日間の経験を通して英語力だけでなく積極性や自己管理力、そして視野の広がりといった自らの成長を感じた様子で、異文化理解や英語学習について今後さらに意欲的に学びたいと望む生徒が多くいました。

 来年度は、本校が姉妹校生徒を受け入れる予定です。

 この様子は、夢風-YUMEKAZE-第147号に掲載されております。ご覧ください。