母乳バンク見学会(3年看護プラン、看護進学希望者)

 令和6年7月23日(火)看護プラン3年生と他プランで看護進学を目指している生徒計28人を対象に、昨年度も実施した藤田医科大学病院にある母乳バンクの見学会を行いました。
 実際にドナーミルクを活用していたお母さんのインタビュー動画の視聴からはじまり、グループごとに【自分自身がNICUに入院している赤ちゃんの親だったら…】をテーマにワークショップをしました。各グループには現役の看護師さんがチューターとして入ってくださり、「みんなが母親だったらドナーミルクを使いたい?使用に対してどんな風に感じる?」等投げかけや助言をしてくださいました。

 その後の施設見学では母乳バンクの設備、NICU・GCUなど普段では入ることができない場所も見学させていただきました。

以下、参加した生徒たちの感想です。

 ドナーミルクを活用したお母さんの体験談の中にあった『赤ちゃんが助かる可能性があるなら何でもしてあげたい。必要に迫られた時、自分(母親)が意思決定できない状態も考えられるから、あらかじめ父親やほかの家族とも使用について話をしておく必要があると感じた』という言葉がすごく印象に残った。 

 NICUを見学して、想像以上に小さな小さな赤ちゃんたちが一生懸命生きている姿、そこに寄り添う両親や医療職の方々の姿にとても感動した。自分は将来助産師になりたいので、今回はじめてNICUを見学できて本当に勉強になった。

 現役の看護師さんからお話を聞いて、一つのことでもいろいろな視点から考える必要があることを知った。勉強や実習など看護師になるためには大変なこともたくさんあるだろうけど、今回の見学を通して、より看護師になりたい気持ちが強くなった。

当日の見学の様子は中京テレビNEWSで紹介されました。

〇 中京テレビNEWS(ネット記事)
 高校生が見た“小さな命” 未来の看護師たちが命の現場を見学 NICUで鳴り響くアラーム音に緊張

〇 中京テレビNEWS(YouTube)
 高校生が“小さな命”の現場「NICU」へ  アラーム響く病棟に「やばい」 愛知・豊田東高校

 この様子は、夢風-YUMEKAZE-第147号に掲載されております。ご覧ください。