豊スタおいでん夏祭り「こども縁日」ボランティア(保育プラン2・3年生、JRC部、バドミントン部)

 令和6年6月30日(日)、豊田スタジアムで行われた「豊スタおいでん夏祭り こども縁日」に、JRC部、保育プラン2・3年生、バドミントン部がボランティアとして参加しました。
 JRC部は、IPPO CLUBさんと一緒に景品交換やふわふわ遊具を担当したほか、新しく子ども向けのゲーム「ナンバータッチゲーム」と「新聞紙ダーツ」を企画しました。どのようなルールにするか考えたり、タッチボードやダーツの的を新しく作ったり、初めて実施する企画だったので準備が大変でしたが、多くの子どもたちに楽しんでもらうことができました。

 3年生の保育プランは射的ゲームを準備しました。ただの射的ではなく、さまざまな種類の手作り鉄炮や的をたくさん用意して、子どもたちにそれを選んでもらうことも楽しんでもらいました。
 2年生の保育プランが準備したのは、「ひがしどうぶつえん」と名付けた輪投げゲームです。さまざまな動物のモチーフを制作し、にぎやかな輪投げコーナーが登場しました。保育プランとして初めての校外活動で、準備にとても時間をかけてきましたが、子どもたちの笑顔からやりがいと達成感を感じることができました。

 バドミントン部は、回遊企画やふわふわ遊具のほか、ボッチャ体験やランバイクなど、いろいろな団体のお手伝いをしました。

 この「こども縁日」は、家からペットボトルキャップを10個持ってくるとゲーム券がもらえるというしくみになっています。キャップは加工業者がプラスチック素材の材料として買い取ってくれます。焼却処分しない分CO2を削減することができ、環境保全につながります。また、『世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)』を通じて、キャップの売却利益は途上国の子どもたちにポリオワクチンを贈る活動に役立てられます(キャップ860個でワクチン一人分)。楽しみながらSDGsに関わることができるという仕組みに、生徒たちからは感心する声があがっていました。ちなみに、この日集まったキャップは約19,000個でした。これはワクチン23人分になるそうです。

以下、参加した生徒の感想です。

 ナンバータッチゲームとか、新しいゲームをやってみました。思ったよりたくさん人が来てくれて、「僕〇回目!!」などと言ってきてくれた子がたくさんいて嬉しかったです。ゲーム券とペットボトルキャップを交換というのは子どもも楽しめるし、途上国の子どもたちの助けにもなるということを、ゲームの順番を待っている子たちにも発信していきたいです。

 去年よりもたくさんの人がゲームをしに来てくれて、その分いろいろな子どもたちが遊びに来てくれたので、さまざまな性格の子どもたちと関わることができてとても楽しかったし、保育の勉強にもなりました。

 ゲームの説明だったりサポートだったり受付けだったりで常に忙しかったけれど、楽しそうに遊んでくれる姿を見て、がんばって考えて作ってよかったなと思いました。こっちも楽しかったです!

 子どもたちと触れ合って、子どもの感情に合わせて、喜んだり悲しんだりすることで一緒に楽しめたので、改めて子どもに寄り添う大切さがわかりました。また、元気な子が多く、声をかけるのが大変な時もあったけれど、みんなで協力できたので良かったです。

 もともとルールや得点を決めていたけど、実際にやると新しいやり方や、その場その場に合わせた対応をしないとスムーズに進まないことが分かりました。積極的に前に来てくれる子や、恥ずかしくて出て来られない子もいたけれど、声をかけると近くに来てくれる子が多くて嬉しかったです。

 笑顔で話しかけると、相手も自然と笑顔で話してくれたり、終わった後にも手を振ってくれたりしてとても心が温まりました。保護者の方から直接「ボランティアありがとうございました。お疲れさまでした」と話しかけて下さって嬉しかったです。