交換留学生アーサー君とのお別れ

 令和5年7月20日(木)、3年生学年LTで、「アーサーお別れ会」を実施しました。このお別れ会は、3年生の有志で、企画から運営まですべて行いました。

 アーサー君は、昨年9月にフランスからの交換留学生として本校に来ました。最初は、だれもフランス語が話せないことや、仲良くできるかなど不安がたくさんありました。しかし、今では日本語をびっくりするくらい上手に話せるようになりました。本当によく頑張って勉強していました。

 お別れ会の当日は、有志の生徒が作ってくれた、アーサー君の1年を振り返る渾身のスライドショーからスタートしました。皆も1年前や修学旅行の思い出に浸りながら、感動のスタートでした。その他にも、美術プランの生徒たちが描いてくれた似顔絵入りの色紙に、各クラスから全員のメッセージを書いて代表者が手渡しました。渡す際には、お互い涙のオンパレードでした。
 また、アーサー君の姿を描いたオリジナルのステッカーを作って渡したり、いろいろなものをプレゼントしました。最後には、生徒たちによる卒業証書授与式を行いました。

 アーサー君がいたこの1年は、他の生徒にとっても多くの刺激がありました。最初の不安や心配をよそに、クラスメイトとも仲良くなり、サッカー部やバスケットボール部にも参加するなど東高生として馴染んでいました。


 遠い地から、一人でホームステイをしながら留学を選んだ勇気ある決断と、1年間という長い間、熱心に勉強していた姿に敬意と感謝しかありません。
 また、いつかどこかで会える日を楽しみしています。
 ありがとう、アーサー。