「それいけ! とよた魅力発見隊」ボランティア(JRC部他)

 令和5年4月29日(土)、若い世代を中心としたまちづくりの活動を行っている非営利組織IPPO CLUBさんの主催で「それいけ!とよた魅力発見隊」が実施され、昨年度に続きJRC部や有志生徒55名がボランティアとして参加しました。これは、小学生のチームが地図を頼りに市内を歩き、いくつかのスポットを回りながら豊田市の魅力を発見していくというイベントで、生徒たちは「先輩隊員」として小学生チームに同行しました。
 はじめは初対面の小学生たちとのコミュニケーションに戸惑っていた様子もありましたが、作戦や計画を考えたり、外でお弁当を食べたりなど、3時間ほど一緒に街歩きをするうちにすっかり打ち解け、ゴールする時には笑顔にあふれていました。
 生徒たちにとって、自分たちと異なる世代と触れ合う貴重な機会となりました。

 以下、参加した生徒の感想です。

 小学生の子たちは自分の意見をしっかり持って発言できているなと思いました。周りに流されずに自分の言いたいことをしっかり言って、それに対して相手もしっかり聞いてあげるという関係が成り立っていました。そういう関係ってとても大切だなと改めて気づかされました。

 最初は小学生と全然コミュニケーションがとれなくて、3時間一緒に歩いていけるか不安だったけど、出発してからはとても楽しく話せたので安心しました。私たちが行ったチェックポイントの1つに本が落ちていて、それをネタに「おばけだ~」とか「夢に出てくるんじゃない?」とか、チームの子たちと話が盛り上がって楽しかったです。このボランティアを通して気づいたことは、仲を深めるためにはたくさん話すということです。今回学んだことを部活動でもいかしていきたいです。

 今までは自分が中心となって活動することが多かったのですが、今回は裏方のサポートの仕事をさせてもらい、いつもたくさんの方に支えられて生活しているのだなあと改めて実感しました。ふだん小学生などの小さい子たちと関わる機会がないので、最初は緊張していたのですが、子どもたちが楽しそうに話をしてくれたり、みんなで遠足気分でお弁当を食べたりしてとても楽しかったです。また参加したいです。

 始まる前は小学生と仲良くなれるかとても不安だったけれど、自分からたくさん話しかけることを意識して接したら、小学生の子たちから話しかけてくれるようになり、たくさん話すことができたので嬉しかったです。ポイントの場所が見つからず迷子になったり、チーム内で歩く速さが違ったりたいへんなこともあったけれど、みんなで話し合ったり、声掛けをしたりして最後までみんなで協力し、時間内にゴールすることができました。緊張や不安が大きかったボランティアだったけれど、実際に参加してみるととても楽しく、勇気を出して参加してみてよかったと思いました。

 今回のボランティアを通して、子どもたちは自分が想像していた以上にしっかりしてることに気づきました。こまめに時間を確認してどこに行くのか決めたり、探検が終わった後『ここをこうすればよかったね』と反省や振り返りをするなど、自分たちも子どもたちを見習わないといけないと思ったことがたくさんありました。いちばん遠いポイントも、子どもたちが提案してくれなければ無理だとあきらめて行かなかったと思うので、挑戦する心を持つ大切さを子どもたちから学びました。子どもたちの楽しそうな顔が見られてとても楽しかったです。