令和4年度 総合発表会

 令和5年2月9日(木)、東高の学びの集大成である総合発表会が行われました。テーマは「共生」です。
 保育プランの劇に始まり、午前の部では、各学年が1年間取り組んだ「産業社会と人間」「総合的な探究の時間」での成果と、1年生9名が参加した「高校生防災セミナー」の活動の発表がありました。
 午後からは、音楽、福祉・健康、外国語、ビジネス、調理・栄養、看護、服飾の各プランのステージ発表があり、「多様な人々との共生」「自然環境との共生」「地域社会との共生」などの観点から、今までの学習の成果を発表しました。
 メディアホールでは、美術、保育、服飾プランの作品や教科・科目の授業で取組をまとめた作品の展示があり、多くの生徒が熱心に鑑賞していました。
 今年度は、3年ぶりに保護者や地域連携先の方々をお招きすることができ、総合学科ならではの生徒の成長した姿を披露することができました。
 以下、生徒の感想です。

 私たちは、総合発表会で2年生の代表として「中華街の今後」について探究活動の発表を行いました。現地調査では中華街で働く人たちにインタビューをすることで、現地の人だからこその意見を聞くことができました。その結果「中華街は今まさに人々の需要に合わせて発展している」と感じました。探究活動を通して7人で協力して一つのものを完成させていくことの難しさを感じましたが、自分たちが頑張った分、周りからの評価がもらえたことはうれしかったです。探究活動と発表で培ったのは「主体的に考えて動く力」です。3年次の探究活動でもその力をさらに伸ばすために頑張ります。 (2年「総合的な探究の時間」)

 自分の世界観を表現した服を見ていただくことができ、幸せを感じた総合発表会でした。服を制作する過程も舞台をつくる過程もたくさんの苦労がありましたが、先生方のご協力のもと、10人で力を合わせて最高の舞台になり、高校生活最大の思い出になりました。(服飾プラン3年)

 この様子は、夢風第140号に掲載されています。御覧ください。