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名古屋造形大学 出前講座(美術プラン)

 1月25日(月)の鑑賞研究の授業において、美術プラン2・3年生を対象に名古屋造形大学より山口まち子先生をお招きし、「パッケージデザインの役割」と題した特別授業をしていただきました。 最先端の美術やデザインの知識を習得するのみならず、第一線の現場でも活躍されるプロのデザイナーからお話を伺うことにより、社会との関わりやキャリアデザインについて学ぶことを目的としています。 講義では、かまぼこの板からペットボトルまで、パケージデザインの歴史と素材や工夫から始まり、バイオマスなどの環境問題に関わる話にも触れ、今後デザイナーやクリエイティブな世界で活動するうえでの問題意識や可能性を考えるきっかけになったと思います。 山口先生は実物を手に解説しておられ、分かりやすく、実践的な学習となり、生徒は真剣な眼差しで授業を受けていました。特に「パッケージに全ての情報が記載されている」「パッケージはもの言わぬセールスマン」「家庭ゴミの多くはパッケージのゴミであり、環境問題についても考えていかなくてはいけない」という言葉からはデザインの道に進む生徒にとっての心構えを学ぶことができました。生徒はたいへん満足した様子で講義を終え、貴重な経験とすることができました。山口まち子先生ありがとうございました。
〜生徒の感想〜
「私は将来、絵に関する仕事に就きたいと思っています。先生のお話はとても刺激的でした。」
「卒業後の進路がデザイン関連になってから、そのような目で商品を見ることに対して、よりいっそう興味が増しました。」
「ちまきの笹は見た目を重視していると思っていましたが、保存のためでもあるというので、昔の人の知恵は今にも続いていることを感じました。」
「いかに分かりやすく情報を伝えるかという、購入者の視点からみたデザイン性が分かった」
「クッキーの例などのように、パッケージデザイン1つで売り上げが大きく変わることには驚きました。」
「機能性を保ちながら、機能性を感じさせず、機能性をデザインという美に変えてしまう分野の素晴らしさが分かった」
「このイラスト美味しそうや、このデザイン可愛いなど何気なく思う感情をクリエイターの方々は繊細にとらえ、その気持ちを他の商品よりも感じさせるために様々な工夫があることに改めて考えさせられました。」
「買ってもらう工夫だけでなく、捨てるときの工夫やリサイクルできるための工夫など、考案者たちの優しさがよく分かりました。」
「普段、何気なく手にとっている商品にも、あれだけの情報が詰まっていると思うと不思議な気持ちになりました。」
「私はデザインよりも美術よりの道ですが、ただ見た目だけにこだわるのではなく、内面の大切さなども意識したいと思いました。」
「私達はこれから作品を作っていきますが、パッケージも立派な作品であることを頭に入れてがんばりたいです。」


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