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総合発表会 〜学びの共有伝統の継承の場

 2月10日(水)、総合学科での1年間の学びの集大成であり、各学年・プランの活動報告の場でもある「総合発表会」が行われました。
 豊田東高校で行われる総合発表会は、それぞれの学年によって抱く思いが異なります。1年生は初めて見る先輩達の発表に圧倒されるのですが、2年生になると来年自分たちが発表する立場に立つんだという気持ちで見ています。3年生は実際に舞台に立つ生徒も見ている生徒も、3年間の集大成を目の当たりにして自分たちが歩んできた道を感慨深く振り返ることができます。まさに生徒達が3年間をかけて育てていく行事と言ってもいいでしょう。 各発表の詳細と感想をまとめました。どうぞご覧ください。

         
1年生
「産業社会と人間」の授業で考えた「ライフプラン」を発表しました。1年間の活動報告をした後、4人の代表生徒がそれぞれのライフプラン(保育士、女優、法律家、看護師)を発表しました。
2年生
総合の時間に学んだ内容を、パワーポイントでまとめました。内容は「修学旅行を通して学んだこと」「総合での外部講師の話の内容」「科目選択について」です。いずれも総合的な学習の時間に学んだことをベースにして、実際の経験を通して学んだことや感じたこと、その後に調べたこと等を発表しました。
3年生
5名の代表生徒が進路別分野研究(「結婚式について」「身近でも知らない鶏肉と卵」「女性の綺麗をつくる要素」「感動をかたちに―東海理化の自動車製品―」「介護食を知ろう」)を発表した後、就職・進学者代表生徒による模擬面接を行いました。
保育プラン
劇「知っておきたい子どもの○○」
今年度は、子どものかかりやすい病気を広く知ってもらうことをテーマにしました。そのためにオリジナルの歌詞を作り、歌とリズムに合わせて発表しました。歌詞には子どものかかりやすい病気の症状や危険性、対処方法を盛り込みました。脚本、衣装、大道具などはもちろん手作り。ピアノ演奏も高校2年生から始めた生徒が担当。一人ひとりが自分の役割をきちんと果たした発表でした!
音楽プラン
演奏
今年は全7曲を演奏会形式で発表しました。オープニングは、プロローグ(映画「INTO THE WOODS」より)を斬新かつ神秘的な伴奏で11人全員によるソロ、重唱の掛け合いを、2曲目は、あの日の川(映画「千と千尋の神隠し」より)を息の合った連弾で、続いてソロ演奏を4曲クラリネット独奏日本歌曲独唱フルート独奏ピアノ独奏)披露し、各自が日頃の成果を遺憾なく発揮することができました。最後はまた11人全員でHappy Ending(映画「リトルマーメイド」より)をア・カペラで歌い上げました。2年間の集大成、チームワークの良さを十二分に発揮し盛大な拍手を頂くことができました。
外国語プラン
特色ある授業「異文化理解」より
授業に対する最初の印象や、授業を通して学んだことについてアンケートをもとにグラフ化して紹介しました。また、一番印象に残った授業活動である「ロールプレイ」を実際に演じました。外国語プランとしての最後の取組であり、みんなのパワーが結集したパフォーマンスとなりました。
看護プラン
「タクティールケア〜触れる看護〜」
看護プランはタクティールケアについて、実演を交え、見ている人にも参加してもらいながら発表を行いました。
調理・栄養プラン
「地産地消、実習などの取組」
2年間のプランにおける学びを発表しました。集大成である「お弁当実習」「フルコース実習」はもちろん、地域と関わった藤岡南中学校の防災キャンプ参加イノシシ肉を使った料理の研究とよた農産物コンテストについても担当した生徒を中心に発表しました。
服飾プラン
ファッションショー
2年間にわたるプランの学びの中で製作した作品の中から3着を着装しステージに立ちました。「衣服の循環」を学んでいることから、3年生ではリメイク作品を作っています。リメイク前のスライドショーと一緒に作品を見ていただきました。
美術プラン
体育館後方には3年生美術プランによる作品展示が行われました。油彩画、水彩画、アクリル画を初め、立体作品も合わせて展示されました。会場では多くの先生方や生徒は勿論、保護者の方など外部のお客様からも様々な意見を聞くことができました。それらの意見は制作した3年美術プラン生徒の今後の作品展開においても参考にもなりました。
ESD 国際理解
「What we learned in Australia 〜オーストラリアで学んだこと〜」
オーストラリア姉妹校交流の様子を、派遣生徒の代表3人が英語で発表しました。発音・イントネーションに気をつけ、練習した成果を十分に発揮できました。
ESD 環境教育
獣害対策に取り組む〜イノシシとの共生を目指して〜
ESDの「環境教育」の一環として今年度も獣害について取り組みました。今年は、豊田市小原の農家の方に協力いただいて、実際に田畑の調査を通してイノシシの被害を防ぐ方策を考えました。考えた方策は農家の方に提言し、ご意見をいただきました。獣害を知り、私たちに何ができるか考えることができ、とても有意義でした。
ESD 地域連携活動
「豊田東高校の地域連携活動について」
今年度も充実した地域連携に取り組みましたが、総合発表会ではJRC部員として様々なボランティアに参加した3年飯田かすみさんと保育プランとしてふれ愛フェスタに参加した神野真孝君に発表してもらいました。
 
〜来賓・保護者の感想〜

・ 地域連携、ボランティアを豊田東高校として活動しているところが素晴らしい。

・ 総合学科という特色がこれほど生徒達を生き生きと楽しく主体性を持たせることができるのだと感心しました。

・ 学年の発表がそれぞれ良かったです。娘が発表を聞き、どう感じたのか気になります。ライフプランの実現に向けて改めて、娘と話す機会を持ちたいと思いました。


〜生徒の感想〜

3年生
・ 最後の総合発表会を聞いて卒業するんだなということを実感しました。それぞれのプランが積み重ねてきたことをみんなで共有できてとても嬉しい気持ちでいっぱいです。この発表会を通して東高の伝統を後輩達に受け継ぎ、つないでいってほしいと改めて感じることができました。

・ 発表者になって初めて舞台袖にはたくさんの人がドキドキしながら待機していて、常に司会の人がいて照明係の人がいて、音響係がいて、2年間では分からなかった裏方さんの支えがあることを知りました。

・ こうしてみんなが何を学んできたのかを改めて見ると、東高の生徒は本当に色々なことに取り組んできたんだなと実感することができました。

・ どの学年もどのプランもすごかったです。高校内だけでの発表がもったいないくらいです。来年からこんな素敵な会が見られないのは残念です。卒業してからも機会があれば後輩の姿をぜひ見たいと思いました。思い出に残る楽しい会をありがとうございました。

・ 自分の友達がみんなキラキラしていて泣きそうになりました。中学から知っている友だちが自分の夢に向かって頑張っていて、自分も頑張りたいと思いました。

・ 三年間照明の立場で参加してやっぱり大変だったけど楽しかった。私は発表者としては一度も出てはいないけれど、みんな一緒になって楽しめたのでとても良かった。


2年生
・ 総合発表会を見て、仲間と一緒に何かを作り上げたり発表したりすることが、また新しい学びにつながるのだと思いました。

・ 私も来年先輩のようにやるんだなと思ったらなんだか緊張してきました。来年のために先輩の姿をしっかり目に焼き付けました!

・ それぞれのプランで磨き上げた技術があって、この学校で学ぶことのできる一番の自慢だと思った。

・ 去年初めて東高の総合発表会を見て、感動し驚いたのですが、今年も発表会を楽しみにしていました。期待通りどころか期待以上のものでした。

・ 3年生の皆さんからは、3年間の高校生活で様々なことを学び経験し、自分の力とすることができたというような喜びや充実感をひしひしと感じました。


1年生
・先輩達の三年間の集大成。どれも本当に素敵な発表で心がなんだか温かくなりました。

・ 今日の発表会で先輩達がこれまで努力してやってきたことがすごく伝わってきたので、私も先輩達のように頑張っていきたいと思いました。

・ 各プランの発表はとてもすごく、2年間の集大成となっていて、東高ではこんなことが学べるんだと改めて驚きました。一人一人が夢を持ち、互いに刺激し合えるとてもすごい高校だなと思いました。


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