大原 瑞希(2回生・ビジネスプラン、トヨタ名古屋自動車大学校卒、株式会社シイエム・シイ勤務、高橋中出身)

 私には幼い頃から、自動車レースのチームマネージャーになりたいという夢がありました。 レースチームのマネージャーとは、遠征時のチームの宿泊先等の手配から、収支管理など多岐に渡る仕事があります。 私は夢の実現に向け、東高校では ビジネスプランを選択し、経理などの基礎を学ぶために日々電卓とにらめっこしていました。 東高校卒業後は、レースだけでなく自動車そのものが好きだったこと、知り合いのマネージャーさんからのアドバイスもあり、自動車の基礎知識を学ぶため、整備の専門学校に進みました。 しかし、いざ進路を検討するタイミングとなったときに、幼い頃から好きだったレースに関する仕事に就くことが、本当に自分にとって幸せなことなのか考えるようになりました。 大好きなレースを嫌いになってしまわないか、好きだからこそ不安になりました。 そんなとき 知りあった、自分と同じ境遇の同級生も私と同様に、レースを仕事にすべきか悩んでいました。 私は同級生と話をしているうちに、レースを好きでい続けるために、好きなことと仕事を切り分けることに決めました。 今私は、専門学校で学んだ知識を活かしながら、自動車のマニュアルを制作する仕事をしています。 長年の夢を叶えることはとっても素敵なことです。ただ、このような進路選択があることも知っていただければと思います。 夢を叶えるために努力してきたことが無駄になるように感じるかもしれませんが、そんなことは全くありません。 その時、自分がなりたい自分を実現するために努力してきたことが、自分の人生の選択肢や考え方の幅を広げてくれるはずです。 ぜひ、今できる精一杯を積み重ね、未来の自分の可能性を広げてください。