古川 千穂(3回生・調理・栄養プラン、中部製菓専門学校卒、ホテルトヨタキャッスル勤務、美里中出身)

 私は栄養士を目指して東高校に入学しました。そして、栄養士としての進路だけを考えていた3年生の春、先生の勧めで同級生2人とチームを組んで「スイーツ甲子園」に挑戦しました。この経験によって、私の夢は大きく変わったのです。大会に向けてお菓子作りと向き合う中で、失敗した悔しさを知り、もっと高い技術を身につけたい!という好奇心や向上心を抱き、パティシエールを目指して専門学校進学を決意しました。  専門学校進学後、製菓の知識や技術を極めていく中でシュガークラフトという砂糖細工に興味を持ち、洋菓子コンテストにも挑戦しました。そこから自分が得意とする細工技術を生かし、レストランやカフェでのデザート、ウェディングケーキ、誕生日ケーキなど総合的な製菓技術を必要とする現場に立ちたいと思い、ホテルパティシエールとして就職しました。  就職して5年経ちましたが、まだまだ未熟者で夢の実現の途中です。私の夢はお菓子を通してたくさんの人に幸せを届けることです。そして製菓の素晴らしさをたくさんの人に伝えたいです。  進学も就職も、簡単に決断できたことは一度もありません。しかし、最終的には、挑戦した経験を元に多くのことを決断しました。興味があることもないことも、成功も失敗も経験に無駄なものはないのです。必ず自分のためになります。そして、経験のきっかけや過程には先生、友人、家族など多くの支えや繋がりがあると思います。感謝と思いやりの気持ちを大切にそれぞれの夢の実現に向かって踏み出してください。