盛定 愛(2010年3月卒業 総合学科1回生 愛知医科大学卒 トヨタ記念病院勤務 高橋中出身)

  進学か就職かという進路希望が決まっていなかった私は、資格取得に挑戦して将来の可能性を広げ、進む先を決めようと思っていました。当時はプラン選択制ではなく、自分で科目を選択していました。現在のビジネスプランのような授業を受けて資格を取り、簿記やパソコンの技術を活かせる事務として働こうと考えるようになりました。 しかし、看護師だった祖母の影響もあり、病気になる前に防ぐことができる保健師になろうと考えました。3年の後半に大学進学へと進路を変更しました。とても急でしたが、先生方が親身になって相談に乗ってくださり、大学に合格することができました。保健師は看護師の免許も必要なので、看護の実習や看護の勉強もしました。新しい知識や技術の習得と実習で多忙な日々でしたが、実習の中で多くの患者さんと関わり、人と向き合うこと、人のためになるのは楽しいと感じることに気付きました。そして今では、看護師として勤務しています。まだまだ未熟な点があり、自分の多くの課題に勉強の日々ですが、患者さんの笑顔や回復していく過程に少しでも力になれることが支えになっています。 振り返れば、最初に考えていた将来とは、まったく違う方向へと進んでいるように見えます。最初に決めていた道を変更することは不安も強く、辛いことや苦しいこともあります。しかし、後悔したことはありません。高校で学んだ情報処理や秘書検定は、大学や今の仕事で使うこともあります。自分の道を自分で選択した経験が成長につながって、今の私になっています。たとえすぐに活きてこなくても、経験はいつかどこかで活きてくる、応用できる時が来るように思います。選択を迷うこともありますが、自分で納得して決めた行動は必ず実を結ぶと思います。ぜひ、1つの道だけではなく、広く周りを見て多くの可能性にチャレンジしてください。