産業社会と人間
概要企業・キャンパス見学社会を知る新聞づくり地域環境研究ライフプラン

概要

産業社会と人間1年生の「産業社会と人間」では、実際に社会で活躍されている方の講話を聞いたり、企業や大学を見学したり、理想とする人物の姿を思い浮かべて自分がどう生きるべきかを考えたりしながら、「自分探し」をします。最終的には、これらの学習の集大成として「ライフプラン」を作成し、生徒同士で発表し合い、更に自分の考えを深めていきます。授業の大まかな流れは以下の通りです。

【1学期】 進路適性検査、企業・キャンパス見学、科目選択ガイダンス、出前講座など
【2学期】 社会を知る新聞づくり、地域環境研究、出前講座、理想とする人物研究など
【3学期】 ライフプラン、異文化理解研究(国際理解)、総合発表会など

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企業・キャンパス見学(1学期)

「企業・キャンパス見学」は、1年生の「産業社会と人間」の授業で行う校外学習です。働くとはどういうことか、大学で学ぶとはどういうことかを知るために、クラス単位で企業と大学をそれぞれ一か所ずつ見学します。

今年度の「企業・キャンパス見学」はH29年5月24日(水)に実施されました。訪問させていただいた企業及び見学させていただいた大学は下記のとおりです。

訪問大学 訪問企業
中部大学 愛知県赤十字血液センター
名城大学 三菱電機株式会社
愛知県立芸術大学 花王株式会社 豊橋工場
愛知淑徳大学 富士特殊紙業株式会社
日本福祉大学 アイシンAW株式会社
中京大学 イビデン株式会社 衣浦事業場

企業見学では、現場を見学させていただくことで「働く」ことの意味を考えるきっかけになりました。モノづくりに対する作り手の思いを知ることができ、見学後、たくさんの生徒が自分から手を挙げて質問する姿が見受けられました。
生徒の感想には、「常に工夫を考え挑戦する意識は、今の自分に足りない所だと思った」「真剣にお客さんのことを考えて働いている姿に感動した」「働く上での大変なことややりがいを聞いて、働くというのは辛いこともあるけどその分楽しいこともあるというのが分かりました」「部品が低い位置に設置されていたり、託児所があったりと女性に優しい職場環境でとても社員想いの会社なんだということが分かった」などがあり、楽しく分かりやすい説明を受けたことに感謝し、貴重な体験となったことを述べていました。
キャンパス見学では、学部・学科の研究内容を教えていただいたり、学生にキャンパスを案内してもらったりして、生徒は大いに刺激を受けることができました。いくつかの大学では、豊田東高校の先輩も登場し、生徒からの質問に答えてくれました。先輩からは「進路について、しっかりと自分で考えること」や「1年生のうちから、授業をしっかり受けて、日々の学習を積み重ねることが大切」といったメッセ−ジもいただきました。どの大学でも、説明・見学の後は、キャンパス内のフードコートで学食を食べる「学食体験」が行われました。大学を訪問した生徒たちは、「大学では高校よりさらに自由が広がり、同時に自分ですべてのことを考えて行動することが求められると感じた」「兄から大学の話は聞いていたが、実際に行ってみて、広さや施設の多さに驚いた」「福祉と聞くと高齢者をイメージしていたが、生まれてから一生と伺い、福祉の奥深さを感じた」「実際に行ってみて、自分の目で大学を見てみる大切さが分かった」「丁寧な説明が分かりやすく将来のことを考えるきっかけとなった」などの感想が多く見受けられました。 企業・キャンパス見学において、実際に自分が見た・聞いた体験は、今後、生徒たちが進路を考える上で大きな示唆を与えてくれると思います。この経験を振り返り、生徒間で共有するために、「産業社会と人間」の授業内で、グループごとに見学で学んだ内容をまとめ、クラス発表及び学年発表を行います。これらの準備や発表を通して、生徒達は「進路について考える」ことを日々の生活の中で自分から行っていくようになります。

これらの学習以外にも、夏休み課題として職業インタビューとオープンキャンパス参加があります。今度は自分でインタビューしたい職業、見学したい大学を決め、取材を行い、報告書を作成します。夏休み明けの授業で報告会を行うので、より多くの職業・大学についての情報を得ることができます。

  写真1 愛知淑徳大学
  
 過年度の活動報告
H28年度(「夢風-YUMEKAZE-」第84号 H27年度(「夢風-YUMEKAZE-」第76号
H26年度(「夢風-YUMEKAZE-」第64号 H25年度(「夢風-YUMEKAZE-」第57号
H24年度(「夢風-YUMEKAZE-」第48号 H23年度(「夢風-YUMEKAZE-」第38号
H22年度(「夢風-YUMEKAZE-第30号 H21年度(「夢風-YUMEKAZE-」第23号
H20年度(「夢風-YUMEKAZE-第15号 H19年度(「夢風-YUMEKAZE-」第6号

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社会を知る新聞づくり(2学期)

社会に目を向けることで、これまで興味がなかったものに興味がわき、自分の新たな可能性と出会うことがあります。また、夢を実現させるためには、世の中を知り、現実的なものの考え方・見方を培うことが大切です。この学習は自分の進路選択・進路実現のきっかけを作るための学習です。

新聞記者になったつもりで、環境・福祉・文化・情報社会・国際社会・科学技術・地域社会など、できるだけ最新の情報を取材し、グループごとにB紙へ新聞形式にまとめ、発表を行います。

「社会を知る新聞づくり」発表会

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地域環境研究(2学期)

自分たちが住む豊田の町についての研究を1年生全体で行っています。

企業・キャンパス見学

 学校近くの矢作川の岸辺を自然公園(御立公園)へと整備していく動きがあります。本校では平成24年度から、国交省とNPO法人と協働して、どのような公園作りをしていくかを共に考えています。 「産業社会と人間」という授業の中で、この公園のできたいきさつや、今後の展望などを講師の方から話していただき、生徒自身も実際にその公園に行って、フィールドワークを行っています(写真1)。
 グループに分かれて、椿やクルミの実を採集したり、伐採した竹を除去・整理したり、ビオトープに入って水生生物の観察や採集を行ったりしました(写真2・3)。事前に、「この場所をどのような公園として整備していくか」や「ビオトープをつくる」といったテーマを設定した上で野外活動を行い、それぞれが御立公園の今後について真剣に考えました。それらのアイデアを、その後の授業でグループごとに話し合い、各クラスで発表していきました。豊田東高校は今後も、御立公園の整備に積極的にかかわっていきたいと考えています。

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ライフプラン(3学期)

総合発表会1年間「産業社会と人間」で学習してきた内容のまとめとして、10年後の自分の目標を設定し、それを実現するまでの道筋(ライフプラン)を立てます。それをクラスごとに発表し、クラス代表に選ばれた生徒はスライドを作成し、学年発表会にて自分のライフプランのプレゼンテーションを行います。学年代表に選ばれた生徒は、「総合発表会」にて全校生徒の前で自分のライフプランのプレゼンテーションを行います。

・1・2年生の発表を見て、明確な夢を持っていなかった自分と、もっと向き合って考えていたら、違う自分もあったのかなと感じた。(3年生)
・一番印象に残っているのはライフプラン。どの子も目的意識を高く持っていて、感心すると同時になんだか悔しくなった。誇れるものを持っていないと人生にならないなと思った。毎日を抜け殻のように生きる自分にとって、総合発表会は良い薬になった。これから少しずつじぶんの強みになることに取り組んでいきたいと思う。(2年生)
・1・2年の発表を見て、初心に戻って頑張ろうと思うことができた。(3年生)
・1年生のライフプランの発表は、自分の夢と全然違う夢でも刺激されるので、「自分もがんばらなきゃ」とか「このままだと自分の夢を叶えられない」と思わされました。どうして東高を選び入学したのかをもう一度考える機会ができました。(2年生)
・学年代表の人たちのようにしっかりと夢を見つけて計画的に高校生活を送りたいと思った。(1年生)
・同じ1年生なのに全校の前で堂々とプレゼンをしているのを見て、自分も見習わなくてはいけないと思いました。・東高の素晴らしさ、東高にきてよかったと思った。(1年生)
・1年生の発表では、1年生がどれくらいライフプランについて考えているか、産業社会と人間を念入りに授業しているかが、伝わったと思う。(1年生)

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異文化理解研究(3学期)

「異文化理解研究」は修学旅行を次年度に控え、グローバルな視野を身につけるための学習で、旅行先である台湾の下調べ学習を行います。

ガイドブック作成

台湾のことを知るために、各クラスで分担して「自然・地理」「民族・宗教」「生活・教育」「言語・芸術」「歴史・文化」の5テーマについて調べ学習を行い、台湾ガイドブックを作ります。完成した作品は各クラスでグループごとに発表します。それぞれのテーマの学年最優秀作品は修学旅行しおりに掲載されます。

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